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本日は、昆布の歴史について簡単にご説明させていただきます。

昆布は古くは「広布(ひろめ)」、「夷布(えびすめ)」と称され平安時代には朝廷に献上され宮中行事の供え物として使われていました。

仏教文化との結びつきは強く精進料理にも昆布が使われていました。

鎌倉時代以降、仏教が庶民に浸透するにつれて昆布の需要は高まり、北海道と本州の間で昆布の交易が盛んになりました。

これが俗に言う「昆布ロード」と呼ばれているものです。

鎌倉時代から江戸初期にかけて、日本海を通る船によって福井県の小浜や敦賀に陸揚げするルートが開かれ、京都へ運ばれます。

さらに昆布を運んだ船は、下関、瀬戸内海を経由して天下の台所をいわれた大阪に運ばれ、時代が進むにつれ江戸へも大阪経由で運ばれました。

こうして一般市民にも親しみ深い食材となり今日に至っています。



  • 昆布
  • 06:41 PM
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