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営業時間:9:00~17:00
定休日:土・日・祝


住所:〒515-0509
三重県伊勢市東大淀町124
電話:0596-37-6789(代)

上部家は、大淀の地で芝居小屋をしていました。1948年(昭和23年)上部商店を創設。伊勢ふのり、伊勢ひじきの製造を始めました。

大淀は古くからある土地です。西暦292年頃、伊勢で天照大神が祀られた神宮に関するいろいろな役割を担当する部民の集落ができたと言われており、その中に大淀もあったと言われています。
聖武天皇の時代(746年)には、今の明和町斎宮の地に斎宮制度が確立され都から高官が斎宮を訪ねては大淀にも足を延ばしたと伝わっています。古代の交通は陸上より、海上、川を利用した交通のほうが栄えていたこともあり古の都、大和にも近く、気候温暖で自然環境に恵まれ、古代の人びとが寄り集まったのではないでしょうか。
そのようなこともありこの地、大淀を詠んだ古代の人々の和歌が存在しています。

大淀の浦風かすむあけほのに雲井の雁の音つれて行く 後鳥羽院  
大淀の浦にかりほすみるめたに霞にたへて帰る雁かね 定家  
大淀の浦時のとけき春の日にかすみそ残る松のむら立ち 順徳院  
せと口にたけるうつしの大淀のよとむそこゐもなき歎哉 西行  
もしほ焼く海士のたく蠅春くれは霞そふかき大淀の浦 定衡 など

この時代の人たちは、海に出て海藻を拾い干して貯えたり、魚釣りをして食したり、木の実などを食べていたのではないでしょうか。
この地は、古くから海藻を食べて暮らしていたのです。現在でも毎年、旧暦の6月14日に近い土曜日(7月下旬もしくは8月上旬の土曜日)には大淀祇園祭もあり山車を曳き、花火大会も開催されます。都とのつながりがあったことがうかがえます。

1948年(昭和23年)に上部商店を設立

上部家は、大淀の地で芝居小屋をしていました。当時の家には見たことのない穴の開いたお金が紐で吊るされていたり、当時たくさんの役者が来ていたと聞いています。
戦後の間もない頃、何も無かった時代、この地で古くからおこなわれていた海藻加工の仕事が全国各地で売れていたことがきっかけで創業者の上部益吉が1948年(昭和23年)に 上部商店 を創設して伊勢ふのり、 伊勢ひじきの製造を始めました。芝居小屋も時代の流れから映画館へと移行しましたが、その映画館もテレビや他の娯楽に客をもっていかれ閉店。その他にも食品スーパー、製材業も営んでおりましたが廃業を決断し海藻加工業に集約したと聞いています。事業を辞めるということは儲けよりも損することの方が多くなったからで上部益吉はたいへん苦労したことと思います。戦後の経済復興と発展成長していく当時の日本には数多くのチャンスがあり発展するカテゴリーもあれば衰退するカテゴリーもある中、古くからこの地でおこなわれていた海藻加工(ひじき製造)を選択し今日に至っております。

1978年(昭和53年)にうわべ食品工業㈱会社を設立

二代目 上部信義(現会長)が若い頃、全国各地へ営業に出かけている頃に上部商店から、うわべ食品工業株式会社に改名して法人化しました。

上部商店の頃は、製造の大半が手作業でした。各地域に数店舗あるスーパーマーケットが世の中に浸透し、地方の乾物問屋へ対応できるよう設備投資を始めたのもこの時期からでした。小売店向けの家庭用商品を包装するための自動包装機を導入して全国に拡販をおこないました。

 


品質管理体制の強化

80年代後半からは工場も手狭になったことから別棟に工場を新築し近代化を図るために選別機器のライン連結化も取り入れました。時代背景には、それまでは海で採れた海藻に砂やゴミが入っているのは当たり前という購入されたお客様の考え方が次第になくなり、食品であるからには綺麗なものでなくてはならないという考え方に変化したことです。90年代後半から2000年代に入り、食品に対する消費者の考え方がより厳しくなりました。出来上がった商品は、どのような場所でどのように作業して製造されるのかを販売先に求められるようにもなりました。

この頃から販売する市場価格と工場での生産コストアップで頭を悩ます日々が続きました。海藻乾物を製造するにあたり課題となるのが異物問題です。
二代目 上部信義(現会長)は、要求の厳しいお客様に対しては、お金をもらって勉強させてもらっているのだからお客様のご要望に応えるよう努力して改善することとし、無理を承知で取引先のお客様にご満足していただける商品の提供をおこないました。

「無理です。」「出来ません。」とお客様からの要望を断ることは簡単にできることです。会長が当時、取引先を作るのは容易でないことを全国各地への営業をしていた際に思い知らされたこともあり挑戦して行動に移すことを最優先しました。今できる最大限のものを提供し、お客様に商品カットされたら仕方がないと取り組んだ商品もありました。今、思い返してもあれほど手間とコストをかけた商品はありません。出来上がった商品も今考えても、とても良い品物だったと思います。お客様が乾物に100%異物がないものを求め、その要求に応えることができず残念ながら商品カットとなりました。ひじきは、黒いものだからひじきの粒に白い点がある。異物かもしれないので取り除いてくださいとも言われました。

海藻は工業製品ではありません。色の薄いものや茶色いものもあります。白い点に気付かない人もたくさんいると思います。食べても害はありません。また、異物でもありません。
工業製品のような色かたちの揃った商品を求められました。
当時は、食品事故がマスコミ等で大きく報道され過敏になりすぎていた時代だったのかもしれません。
しかし、その取組みが選別技術向上、品質向上につながったのは言うまでもありません。

ISO9001への取り組みとインターネットによる直接販売

弊社は、2007-2018年にISO9001を認証取得しました。始めたきっかけは取得する2年程前までは、より良い商品を製造するために設備投資を数多く行なってきました。ある程度の投資をし終えると、それを操る人間の力量で品質が異なることがわかり、さらなる品質向上の目的として日常業務のマニュアル化と社員教育を兼ねて行うにはISOを取り入れることが良いと勧められたことがきっかけからISO9001認証取得の取り組みを開始しました。社内の意識改革についての目標ができたので達成できるよう勉強もしました。これも商品と同じ考え方で、取得できる可能性があるなら挑戦しよう。取得してから会社に必要でなければやめればいいという考えから行動に移りました。

当時、ISOという冠が欲しくて取得する会社もある中、弊社では実用的なマニュアル作成を重要視しました。何でもかんでも書類、書類とやりもしない紙媒体を増やすことをせず、必要最低限の書類に絞れたことも製造部以外の部署の業務改善にも繋がりました。

同時期にインターネット販売も始めました。弊社は直売できる実店舗もなく直にお客様(消費者)の声を聞きくことはこれまで殆どありませんでした。お客様が何を思っているのか、どのように考えてどういう商品を求めているのかは川上にいるメーカーには分かりにくいことでした。

メーカーのエゴを押付けても商品は売れません。

よりお客様の近くで販売できるネット販売にも当時力を入れました。各社が自社の会社案内的なホームページを持つくらいのレベルの時代でした。スーパーマーケットなどの小売店の何処にでも行けば売っている海藻乾物なんて売れるはずがないと思われており、会社案内的なホームページではなく、販売を目的としたホームページを作成したのですが、何人かから売れないと思うよ、長続きしないと思うよと言われたこともありました。

実際、開設してから2年間は大赤字でした。売上よりも販売アピールのために費やす費用の方が多い月もあり、社内でも辞めることを勧められました。

しかし、その2年間はネット販売の可能性をものすごく感じた2年間でした。当時テレビ番組で寒天が良いと放映された直後のことです。仕事を終えて食事をしながらテレビをみていたのですが、何か気になり事務所へ戻りパソコンを確認したところ、次々と注文が入ってきており100件くらいに達した段階でホームページ作成会社の社長の携帯電話に急遽電話をして受注ストップをしたこともありました。当社ホームページを開設して間もなく、注文が入ることが珍しいネット商品に数多くの注文が入ってきても対応することができませんでした。パソコンを触れない人が多くいた時代です。会社の履歴書にもワード、エクセルできますと記入していた時代です。受注システムも現在みたいに簡素化されておらず、手間がかかるためにこれ以上は対応できないと判断してストップさせました。その後、馴れないながらもきちんとお客様対応をして商品を発送しました。

全国にはすぐに手に入れたい人がいること、近くに買い物ができるところがあってもインターネットで買い物をする人がいること、当時パソコンをさわれないと思っていた主婦がインターネットで買い物をすることにも気づきました。何をしたら喜んでもらえるのかを考え、毎月アクションを起こしていたら3年目でようやく黒字転換しました。仕組みとノウハウを構築することができました。それまでは、対企業向けに何をしたら喜んでもらえるかばかり考えていましたが、消費者向けにも何をしたら喜んでもらえるかを考えられるようになりました。

顔の見えないお客様とのお取引です。誠意ある対応とまたリピート注文してもらえる魅力ある商品とサービスの提供が必要となりました。

弊社では、お客様へのサービスと品質向上のため、常に新しい商品を考案し、原料仕入・製造・販売に携わる社員の意識向上を図り、安心してお客様が弊社商品をお召し上がれるようこれまでに培った品質管理ノウハウをシステム化し、均一化された品質を保ちながら、コストパフォーマンスに優れた理想的な食品をつくり続けて参ります。

最後に我が会社の経営理念を述べさせてください。

うわべ食品工業㈱会社は、社員一人ひとりの努力と進歩によって、お客様のご要望にお応えする魅力ある商品とサービスを提供し、従業員の幸せと地域社会の健康と発展に貢献する。

この経営理念は、お客様が来られる事務所と工場内従業員更衣室に掲示しています。

志を持ち、日々是精進。

会社概要

外観

うわべ食品工業株式会社は、海産物(乾燥ひじき、乾燥わかめ等)の加工・販売をしている会社です。

海藻は、昔から私達日本人の健康と深いつながりをもっています。

食卓に一品海藻を摂り入れていただき健康な海藻家族であることを願い、皆様に喜ばれる製品をご提供してまいります。

会社紹介
社名 うわべ食品工業株式会社
住所 〒515-0509
三重県伊勢市東大淀町124
業務内容 海藻加工業
ひじき、わかめ、あらめ、こんぶ等海藻加工品の製造及び販売
創業 昭和23年6月
設立 昭和53年5月
代表取締役 上部 友義
資本金 1,000万円
取引金融機関 百五銀行 大淀支店
第三銀行 伊勢支店
電話番号 0596-37-6789 業務用のお問い合わせはこちら
FAX番号 0596-37-1544
E-mail info@uwabe.co.jp
URL https://www.uwabe.co.jp/
Corporate profile
TRADE NAME UWABE Foods Industry Co.,Ltd
Address 124 Higashi-Oyodo-cho, Ise-city, Mie-pref, Japan
Products Hiziki, Wakame, Arame, Kelp, processed Seaweed
Foundation June 1948
Established May 1978
Capitalization \10,000,000
Banks Hyakugo Bank, Daisan Bank
TEL 0596-37-6789
FAX 0596-37-1544
E-mail info@uwabe.co.jp
URL https://www.uwabe.co.jp/
沿 革
1948年 現住所にて上部商店を創設し伊勢ひじきの製造に着手する。
1968年 包装工場及び製品倉庫を新築する。
1970年 商品多様化を図るため、あらめ・わかめ・昆布に着手する。
1978年 うわべ食品工業株式会社 設立
1980年 作業合理化のため、自動包装機を導入する。
1982年 作業合理化のため、乾燥機、異物選別機を導入する。
1988年 工場の新築を図る。
1989年 設備の近代化を図るため、ひじきの選別・包装工程のライン
化を図る。
1995年 不純物完全除去をめざし、色彩選別機・風力選別機・磁力選
別機・静電気吸引選別機を設置し製造工程ラインの近代化を
図る。
1996年 第二色彩選別機を導入。
1997年 第二風力選別機を導入。
1998年 第三色彩選別機を導入。
衛生設備のため加圧高温殺菌処理装置を設置し安全対策を図
る。品質管理体制の強化。
2001年 工場を拡張し作業工程の完全ライン化を完備する。
三菱化学ビーシーエル(MBC)食品検査センターに定期衛
生検査を受け品質管理体制の強化を図る。
2005年 「かいそうのお店」本店OPEN
2006年 品質管理体制の強化を図るべくISO取得の取り組み開始。
2007年 品質マネージメントシステム(ISO9001:2000)認証取得。
シュリンク包装機と多品種の機械包装を目的にマルチタイプ
コンピュータースケール(包装機)の導入。
1997年 品質マネージメントシステム(ISO9001:2008)認証取得。
2010年 資材用倉庫を改装する。
2011年 生産体制の構築のため、軽量・移動を自動化して作業効率の
向上を図る。
2012年 需要量増加のため大型乾燥機を導入。
2013年 上部友義が社長に就任。上部信義が会長に就任。
2014年 「かいそうのお店 YAHOO!ショッピング店」OPEN
「海藻本舗 楽天店」OPEN
『 海藻本舗 』を商標登録申請。
2015年 『 海藻本舗 』を商標登録。商願2014-075273
(企業防衛のため「海草本舗」商願2014-075274)も同時
登録。
2016年 フルカラー3CCDカメラ搭載色彩選別機を導入する。
「海藻本舗 amazon店」OPEN
2018年 品質マネージメントシステム(ISO9001:2015)認証取得。

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